学童保育とは
学童保育は、児童福祉法第6条の3第2項に定められた放課後児童健全育成事業で、働く親に代わって適切な遊びや生活の場を提供して子どもの健全育成を図る事業です。
厚生労働省では、学童保育を「放課後児童クラブ」と呼んでいます。一般的には、従来の呼称である「学童保育」が使われることが多く、当法人でも「学童保育」使っています。
学童保育は、1970年代後半、仕事をもつ親が自主的に父母会や任意団体を結成して立ち上げ、2000年以降、自治体が条例を制度化し普及してきました。都市部では、人口増加や土地の高騰により、学校内での学童保育が普及しました。一方で、送迎サービスと塾機能をメインとした民間学童も増えています。色々な格差が大きいのが学童保育クラブ、小学生の放課後の現実です。
当法人の運営する学童保育
ライト学童保育クラブ・風の子クラブは、いずれも1980年代に働く保護者の持ち回りの保育からスタートし、保護者と指導員の共同運営は継続していますが、現在は、江東区の助成を受ける民間学童のため、江東区から監督を受けながら適正な運営を続けています。林町育成室は、公設民営の学童保育クラブとして、文京区から運営委託を受け運営しています。
当法人の保育目標
当法人では、ライト学童では、「体験」×「地域」を大切に、冒険教育のクルトハーンや経験主義教育のデューイを保育目標の軸に据え、『大人の考えは押し付けないが、経験をシャワーのように浴びられる』ようカリキュラムを構成しています。また、当法人が得意とするダイナミックな活動は、アンバサダーや地域の方のお力をお借りしながら実施することで、子どもたちや地域に協働心を育み、子ども達が地域や大人をを信頼しながら育っていくことを目指しています。